生成AIとウエディング業界をつなぐ 業界初の専門組織「生成AI推進室」を設立

株式会社ウエディングパーク（本社：東京都港区、代表取締役社長：日紫喜 誠吾、以下ウエディングパーク）は、社会において加速度的に進化を続ける生成AIの可能性をウエディング業界へ広げていくために、業界初※の専門組織「生成AI推進室」を本日設立いたしました。

背景

昨今、生成AI技術は目覚ましい進化を遂げており、社会全体の情報の受け取り方やコミュニケーションの在り方に大きな変化をもたらしています。ウエディング業界も例外ではなく、今後、カップルとの接点のあり方や、式場の魅力の伝え方など、さまざまな側面でテクノロジーによる変革が求められていくことが想定されます。一方、業界全体で直面しているのが、人手不足、特にITリテラシーに長けた人材の不足という課題です。

そこで今回、生成AIとウエディング業界をつなぐ専門組織として「生成AI推進室」を新設いたしました。当社では、2016年10月に業界で初めて人工知能（AI）技術に特化した研究開発組織「Wedding Park AI Lab」を立ち上げ、AI技術の研究に取り組んでまいりました。また、当社が提供する各サービス（Photoraitの「フォトタイプ診断」やsurvoxの「議事録・要約機能」、Wedding Park「ムビレポ」の「見どころ抽出とコンテンツ生成機能」など）においても、積極的に生成AIの力を活用・導入しております。

業界全体においても、生成AIとの向き合い方が、未来の競争力を左右する時代に突入しています。ウエディングパークの「生成AI推進室」では、今まで培ってきたノウハウを活かしながら、より一層、生成AIを活用した業界支援を進めてまいります。

※自社調べ

ウエディングパーク的デザイン経営×生成AI

ウエディングパークは「結婚を、もっと幸せにしよう。」という経営理念のもと、「デジタル×ウエディング」で事業を展開してきました。2021年からはデザイン経営にも取り組み、技術とデザインの力で結婚するおふたりやウエディング業界を全面支援し、結婚に関わる全ての人の多様な幸せを叶えられるよう邁進しています。

2004年に結婚式場のクチコミサービス「Wedding Park」を日本初でスタートし、今ではインターネット上で結婚式のクチコミがスタンダードになったように、社会で広がりを見せている生成AIとウエディング業界をつなぐ中心になることで、これから結婚されるおふたり、そしてウエディング業界の皆様の幸せと発展に寄与してまいります。

責任者プロフィール及びコメント

株式会社ウエディングパーク　BTO / 生成AI推進室 室長 / エンジニアマネージャー　岩橋 聡吾（いわはし そうご）

2016年、株式会社ウエディングパークに中途入社。社内のセキュリティ周りを中心にエンジニアとして活躍。 2017年にシステムマネージャーとなり、2019年「Wedding Park AI Lab」所長、2020年5月「DX推進室」室長を務める。 その後、デジタルマーケティング本部やバリューデベロプメント本部での開発責任者を担い、 2025年BTO※に就任。「生成AI推進室」を発足し、現在に至る。

※BTO（Beyo-nd Technical Officer）：技術とデザインのウエディングパークをつくり、デザイン経営を加速させるための役職

＜コメント＞昨今、生成AIをはじめ様々なデジタル技術の台頭で人々の暮らしがより便利になり、コスパやタイパと囁かれるようになってきました。 一方で「便利」を突き詰めた先に、人々が期待するものが本当にあるのだろうかという疑問があります。そして同時にウエディングの「おもてなし」などの感動や体験価値こそが、今後ますます人々の暮らしを彩る意味において重要なものになってくるのではないでしょうか。 生成AIによって実現したいことは「より便利に」ということだけではありません。一番の想いは、テクノロジーの力を借りながらも、「ウエディングのすばらしさ」が新しい世代にもしっかり届き伝わるようにしたいということです。 「人が、人生が、社会が、もっと幸せになれるような。」そのような未来を築いていけるよう努めてまいります。