2025.07.14
- NEWS
業界初!フォトウエディング現場の接客生産性を向上させる「議事録・要約機能」提供開始
~Photorait、接客のブラックボックスを可視化する新機能をリリース~

株式会社ウエディングパーク(本社:東京都港区、代表取締役社長:日紫喜 誠吾)は、フォトウエディング・前撮りの日本最大級のクチコミサイト「Photorait(フォトレイト)」において、フォトウエディングの現場で行われる接客の音声記録から自動で文字起こしを行い、フォトウエディングの接客シーン仕様にカスタマイズされた生成AIによる要約を提供する業界初※の「議事録・要約機能」を本日リリースいたしました。
※国内のフォトウエディング業界内における生成AIによる要約サービスとして業界初(2025年7月 自社調べ)
本機能は、フォトスタジオにおける接客現場の業務課題を可視化・効率化することを目的とし、企画開発いたしました。議事録作成の自動化、議事録データを活用した育成の効率化、マーケティングデータの蓄積などを通じて、現場の生産性向上に寄与してまいります。
開発背景
コロナ禍を経て、フォトウエディングの認知度・実施率は上昇し、ユーザーのニーズは一層多様化しました。こうしたニーズに応える体験価値の提供が求められる一方で、現場では接客の属人化や情報共有の非効率、人材育成リソースの不足といった課題が顕在化しています。
これらの社会・業界課題に対し、当社が提供する結婚式場向けのカップルの “声” を見える化するサービス「survox(サーヴォックス)」 の一部機能をもとに、フォトスタジオのニーズに合わせた新機能を開発。社会・業界課題に対して、スピーディかつ実践的な解決策として、本機能の提供に至りました。
概要
新機能では、フォトスタジオの現場で行われるスタッフとカップルの接客会話を録音し、音声データをもとに文字起こしから議事録・接客内容の要約までを自動で生成します。
接客の内容が正確に記録・要約されることで、現状把握がスムーズになり、業務の抜け漏れや遅延を防ぎます。加えて、接客内容を可視化・蓄積できるため、スタッフ育成の効率化にも寄与します。さらに録音データをマーケティング視点で活用することで、顧客ニーズの傾向や提案内容の分析にもつなげることができます。

特徴
現場の業務にスムーズに組み込めるよう、本機能は3つの特徴を備えています。
① 業務用のツールで録音可能
普段利用しているPCで録音が可能なため、接客中でも自然に利用できる運用設計。新たな端末や準備不要で、現場の負担なく導入できます。
② 接客シーンに特化した要約
「来館動機」「カップルの情報」「見積もりの印象」「ロープレフィードバック」など、フォトウエディングの実務に即した要約テンプレートを用意。誰が見ても内容が把握でき、社内共有にも活用できます。
③ 提案内容のフィードバックが可能
要約から顧客のニーズを把握し、それに基づく提案内容のフィードバックが可能。提案の振り返りや見直しを通じて、次回以降の接客の質向上に繋げられます。

責任者プロフィール及びコメント

株式会社ウエディングパーク バリューデベロップメント本部 本部長 小笠真也(おがさ しんや)
アカウントプランナーとして関西エリアのクライアントを支援。2016年に大阪営業所長を経て、アドテク本部(現デジタルマーケティング本部)の営業責任者に着任。2021年よりDX推進室の責任者を務め、2024年より高付加価値事業を管轄するバリューデベロップメント本部 本部長に就任。
<コメント>
Photoraitはこれまで、フォトスタジオ様の「集客支援」を主軸に事業を進めてまいりました。今後は、スタッフの働きやすさ(EX)と顧客満足(CX)をつなぐ「戦略パートナー」として、持続的な事業成長のサイクル創出を目指していきます。
今回リリースした新機能は、スタッフとカップルの接客という最も価値ある時間を生成AIでデータ化し、議事録作成や育成支援、マーケティング活用まで多角的に支援できる仕組みです。これにより、現場のDXを加速し、業務効率と接客品質の向上の両立を可能にしていきます。
また、今年7月に設立した業界初※の専門組織「生成AI推進室」を中心に、生成AIの可能性をウエディング業界に広げていくとともに、現場の声を起点にサービス改善や機能開発を加速させ、結婚に関わるすべての人がより幸せになれる世界の実現を目指し、挑戦を続けてまいります。
※国内のウエディング業界内における「生成AI」の専門組織として業界初(2025年7月 自社調べ)