2026.07.07

  • SERVICE

「費用の透明化」で来館率13%向上。ウエディングパーク、おもてなしオートメーション事業の契約数が300件を突破

~「人にしかできないおもてなし」に集中できる「余白」を仕組みで生み出し、ウエディング業界の新たな価値創出を支援~

株式会社ウエディングパーク(本社:東京都港区、代表取締役社長:日紫喜 誠吾)は、バリューデベロップメント本部が展開する、おもてなしオートメーション事業(OA事業)の累計契約数が300件を突破したことをお知らせいたします。

当社はこれまで約20年にわたり、クチコミサイトをはじめとするサービスを通じて、カップルと結婚式場をつなぎ、業界の発展に取り組んできました。その歩みの中で見えてきた業界課題を起点に、「おもてなしオートメーション」をテーマに新たな価値創出に取り組んでいます。カップルの体験価値向上を実現するため、テクノロジーとデザインの力で業務効率化と標準化を支援し、結婚式場で働く皆さまが「人にしかできないおもてなし」や「価値創造」に集中できる余白を仕組みで生み出しています。

現在は、「費用の透明化」や「カップルの本音の可視化」を軸に、結婚式場とカップル双方の情報格差を解消するサービスを提供しています。こうした取り組みへの共感が広がり、このたび契約数300件を突破しました。

おもてなしオートメーション事業・提供サービスについて

おもてなしオートメーション事業では現在、式場見学前に結婚式費用のシミュレーションができる見積サービス『mieruupark』、過去カップルの実例写真と実際の費用をセットで紹介できる接客支援ツール『mierepo』、直感型アンケートによりカップルの本音や違和感を自然に言語化できる本音発掘ツール『ぽんとね!』の3つのサービスを提供しています。

「費用の透明化」が来館率・成約率向上に繋がった事例も。結婚式費用のシミュレーションサービス『mieruupark』

結婚式場選びにおいて、費用は多くのカップルが不安を感じる要素の一つです。一方、業界では「価格を開示すると比較されやすくなり、来館につながりにくい」という考え方も少なくありませんでした。

『mieruupark』では、式場見学「前」にカップルが式場の正式な料金データと過去実績をもとに総額をシミュレーションできる仕組みを提供しています。
費用を事前に把握できることで、カップルは安心して式場見学に臨むことができ、式場側も費用への不安を解消したうえで、お客様一人ひとりに合わせた提案に集中できるようになります。

実際に『mieruupark』を利用したカップルからは、「何にいくらかかるかが明確だったため、取捨選択したら自分たちらしい式を挙げられるのではないかと感じた」「その式場で実際に挙げられたケースのデータを見ることができるので、イメージがつきやすく式場選びの決め手になった」といった声*¹ が寄せられています。

また『mieruupark』を導入した式場では、費用を事前に可視化することでカップルの不安が軽減された結果、来館率が13%向上、成約率が7.7%向上した事例も生まれています。
これまで「価格は隠すもの」とされてきた業界の慣習に対し、価格の透明性を高めることが、お客様との信頼関係の構築や成果につながることが示されています。

※1:『mieruupark』利用者アンケートより(期間:2025/1/1〜2026/6/30)

「費用とイメージ」の透明化が、プランナーの提案品質を高める『mierepo』

『mierepo』は、過去に挙式したカップルの実例をもとに「イメージ」と「費用」をレポート形式で可視化する接客支援ツールです。

当社が実施した調査*²では、カップルから「最終的な結婚式費用がイメージしづらい」「何にどれくらい費用がかかるのかわからない」といった声が寄せられる一方、式場プランナーからも「価格の裏にある各商材の価値をうまく伝えられない」といった声が上がっており、費用を伝える難しさが接客時の課題となっていることが分かりました。

こうした双方の課題を受けて開発したサービスが『mierepo』です。
過去に挙式したカップルの「実例」をもとに、装花・料理・衣装などの写真と実際の費用をレポート形式で閲覧できることで、結婚式の完成イメージと費用をあわせて伝えることができます。これにより、カップルは解像度を上げながら検討を進めることができ、プランナーは価格だけでは伝わりにくい価値を具体的に提案しやすくなります。
このように『mierepo』は、「イメージ」と「費用」を可視化することで、カップルと式場双方の納得感のあるコミュニケーションを支援しています。

※2:ウエディングパーク実施 ユーザーアンケート調査(2024/9)(n=286)

「本音の可視化」が、一人ひとりに寄り添う接客と運営改善を支える『ぽんとね!』

『ぽんとね!』は、ブライダルフェア直後の最短約1分半の直感型アンケートを通じて、カップルが式場へ直接伝えづらい想いや、自分たちでも気づいていなかった本音を自然に言葉にできる本音発掘ツールです。第三者ツールだからこそ安心して回答できる環境を提供し、「本音の透明化」を支援します。

実際に当社の調査*³では、「式場見学中に感じた疑問や違和感をその場で伝えられなかった経験がある」と回答したカップルは60%以上、「見学中に感じた違和感やモヤモヤを解消できれば、その式場を選ぶ可能性が高まる」の回答は約85%となりました。本音を早い段階で把握し、適切なコミュニケーションにつなげることが、顧客体験の向上につながることが分かっています。

実際に『ぽんとね!』を利用したカップルからは、「直接思い浮かばなかったことや、あの場ではあまり言いづらいこともあったので、本音を言えて良かった」「会場の皆さんへ正直な気持ちをお伝えできるツールがあってよかった」といった声*⁴ が寄せられています。

また『ぽんとね!』で取得したデータは式場全体の運営改善にも活用されています。ある式場では、『ぽんとね!』により「初期見積もりから金額が上がることへの不安」が多いことが明らかになったことから、料理や衣装など価格が変動しやすい項目について、事前に価格の変動幅や予算内で実現する方法まで説明するよう接客を改善。その結果、見積もりに対する納得感が前月比20%向上し、1件目来館時の成約率が5%改善しました。
このように『ぽんとね!』は、本音を可視化することで一人ひとりのお客様理解を深めるだけでなく、式場全体のおもてなし品質向上にも活用されています。

※3:ウエディングパーク実施 結婚式場見学・フェア来館時の「本音」に関する調査(期間:2026/3/9〜3/12)(n=162)
※4:『ぽんとね!』利用者アンケートより(期間:2026/3/25〜6/30)

カップルの体験価値向上を起点に、社会の新たな価値創出へ

OA事業では、カップルの体験価値向上を起点に、式場で働く皆さまがより質の高いおもてなしを提供できる環境づくりを進めています。
費用やイメージ、本音といった「見えづらい情報」を可視化することで、カップルは安心して結婚式を検討・準備でき、式場はお客様一人ひとりに寄り添った提案や、人にしかできないおもてなしにより多くの時間を充てられるようになります。

当社は今後も「おもてなしオートメーション」を通じて、カップルの体験価値向上が、式場のおもてなし品質の向上、業界全体の発展、そして社会への新たな価値創出へとつながる循環を目指してまいります。

バリューデベロップメント本部 OA事業 戦略責任者 永井美波(ながいみなみ)コメント

このたび300件という節目を迎えることができたのは、おもてなしオートメーションという考え方に共感し、ともに取り組んでくださる結婚式場の皆さまの期待の表れだと受け止めています。

ウエディング業界では、人材不足や価値観の多様化など、さまざまな変化への対応が求められています。一方で、お客様一人ひとりに寄り添い、その想いや背景を理解したうえで最適な提案を行うという、おもてなしの本質は変わりません。
私たちは、テクノロジーによって人の仕事を置き換えるのではなく、人にしかできないおもてなしを支えるための仕組みを提供していきます。その中で、カップルが素敵な結婚式に出会い、最高の節目を迎えられるような瞬間をともに作っていきたいと考えています。

今後も、「おもてなしオートメーション」を通じて、カップルの体験価値向上、式場の接客品質向上、業界の持続的な発展に貢献し、パートナー企業の皆さまとともに新たな価値を創出してまいります。