2025.05.21
- メンバーインタビュー
ウエディング業界における広告のあり方を変え、デジタルの力で結婚式場と結婚するおふたりをつなぐ「デジタルマーケティング本部」

今回はデジタルマーケティング本部のメンバー4名で集まり、時代や組織の変化の中で感じていること、デジタルの力を活かした広告がウエディング業界に与えるインパクトなどについて、語り合ってもらいました。
マスメディアでの広告が主流だったウエディング業界に、インターネット広告という選択肢を提示すること。結婚式場と結婚するおふたりの接点を広く、深く育てていくこと。そんな目標を掲げ、急速な成長を遂げているのがウエディングパークのデジタルマーケティング本部。
今回は、そんなデジタルマーケティング本部のメンバー4名で集まり、時代や組織の変化の中で感じていること、デジタルの力を活かした広告がウエディング業界に与えるインパクトなどについて、語り合ってもらいました。
対談メンバープロフィール

デジタルマーケティング本部 本部長
大竹淳介(2015年中途入社)
サイバーエージェントに入社後、広告代理店部門の営業を担当。自分自身の人生にも幸せをもたらした「結婚」に携わるため、2013年、グループ会社だったウエディングパークに異動(2015年に転籍)。「Wedding Park」のディレクターを経て、2017年デジタルマーケティング本部(旧アドテク本部)を立ち上げ、本部長を務める。

デジタルマーケティング本部 セールスDiv マネージャー
齊藤 奨(2017年新卒入社)
甲子園出場経験もある、元高校球児。野球から学んだ「チームで勝つ」ことを仕事においても続けたいと考え、2017年に新卒入社。「Wedding Park」のセールスを経て、デジタルマーケティング本部に異動。現在はマネージャーを務める。

プロダクトバリュー局 リーダー
佐藤 瑞季(2018年中途入社)
東日本大震災の復興ボランティアで、家族に感謝や想いを伝える大切さを実感し、大学卒業後はウエディングプランナーに。現場で働く中で、業界全体の課題を解決したいという想いが芽生え、ウエディングパークに転職。広告運用コンサルタントを経て、リーダーを務める。

プロダクトバリューチーム マネージャー
山口 水緒(2020年中途入社)
人の人生を支える仕事に就きたい、という想いから銀行に就職。営業を経験したことで、インターネットの力でより多くの人生を効果的にお手伝いしたい、と思うようになり、2020年にウエディングパークへ広告運用コンサルタントとして転職。現在はマネージャーを務める。
Thema01 デジタルマーケティング本部とは?


大竹:インターネット広告を使って、結婚式場の認知獲得や集客、PRを支援することがデジタルマーケティング本部の業務です。GoogleやInstagramを利用した広告を企画・制作・運用することで、結婚式場の公式HPへの直接的な流入を増やすお手伝いをしています。

佐藤:自社メディアである結婚準備クチコミ情報サイト「Wedding Park」では、メディアに掲載いただいている結婚式場のHPにユーザーを送客する事業モデルで、デジタルマーケティング本部が手がけるのは、「Wedding Park」サイト外のインターネット広告を活用した集客支援です。

山口:インターネット広告は他業界では当たり前となっているPR手法ですが、ウエディング業界はインターネット広告のシェアにまだまだ伸び代があるため、デジタルに強いウエディングパークらしさを存分に活かせる分野だと感じています。Google広告に関しては、ウエディング業界専門の代理店では唯一Googleプレミアパートナーにも認定されていますね(2025年5月現在)。

Premier Partner は、各国の Google Partners プログラム(Member、Partner、Premier Partner)参加代理店の上位 3% に入っていると認められたパートナーです。
参照:https://partnersdirectory.withgoogle.com/intl/ja/?premier=true

大竹:少し前まで「インターネット広告って何?」「メリットあるの?」と質問をいただくことが圧倒的に多かったですが、近年その状況も少しずつ変わってきており、デジタルマーケティングの必要性を感じている方が増えてきているなと感じています。

齊藤:ウエディング業界にもデジタルマーケティングの重要性が、だんだん広がってきていますよね。式場の上層部の方が「話を聞かせてほしい」と打ち合わせに参加されることも増えていて。業界全体的にもデジタル化への関心が上がり、より大きな変化を起こしていけるのではないかと期待しています。

佐藤:業務の広がりに合わせ、デジタルマーケティング本部のメンバーもどんどん増えていますね。

大竹:業界からの期待の高さ、インターネット広告が持つ可能性などを鑑みると、デジタルマーケティング本部がウエディング業界に対して果たしていける役割は、これからもさらに広がっていくはず。業界の皆さまからの期待に応えながら、ウエディングパークの大きな柱となれるよう、事業を育てていきたいと思っています。
より提供できるサービス価値を高めるために専任の開発チームもつくり、広告ダッシュボード「Weddima」の開発やAIの活用も進めています。

佐藤:今はGoogle広告やSNS広告(InstagramやTikTok)を中心にしていますが、デジタルマーケティングの業務はもっともっとスケールできると思っています。例えばコネクテッドTV広告など、ウエディング業界では未開拓の広告領域にもチャレンジして、私たちにできることを広げていきたいですよね。
Thema02 事業や組織が変化しても、変わらないウエディングパークらしさとは?


齊藤:一枚岩で臨む「チームウエディングパーク」が揺らがない点が、ウエディングパークらしさのひとつ。セールスやエンジニアなどいろんな職種の社員が、部署や役割に関わらず「ウエディングパーク(会社)のために、自分には何ができるのか?」ということを、みんなが考えているんです。

山口:そうですよね。銀行員時代は基本的に個人で仕事をしていたので、ウエディングパークに入って常にチームで動く姿勢に驚きました。担当しているインターネット広告の運用業務にもセールスと二人三脚で向き合って、お互いの強みを活かしながら働けています。

佐藤:ウエディングパークでは1on1の面談で中長期的な目標を上司と共有できたり、毎日日報で業務での気づきや学びを全社にシェアできたり。同じ目標に向かって一丸となって進みつつ、その中で光る一人ひとりの強みや頑張りに、きちんと目を向けてもらえている感覚がありますね。

大竹:ウエディングパークが「チーム」を大切にしている背景には、ビジョンや経営理念の実現という壮大なゴールがあります。ビジョン・理念を実現するためには、同じ志を持ち、チームとなって同じ方向をむいて仕事をする必要があります。デジタルマーケティング本部には多様な強みを持ったメンバーがいて、それぞれが自分らしさを発揮しながら活躍しています。登るべき山が高ければ高いほど、ひとりで進むのではなく、チームだからこそできることがある。ゴールへ向かう道のりを、辛いときは励まし合い、嬉しいときは喜び合いながら、これからも「チームウエディングパーク」で勝つ姿勢を変えることなく、ポジティブなマインドを高め合いながら進んでいきたいです。
Thema03 時代の流れによるウエディングパークへの期待の変化は?


大竹:私が入社した頃は、「Wedding Park」サイトの立ち上げから日が浅かったため、そもそもウエディングパークの認知度が低かったのですが、そこから事業や業界の未来に向けた取り組みも増えたことで、業界の中でウエディングパークの存在感は強まってきているな、と思います。

齊藤:ご期待いただく幅も広がった分、結婚式場の方々と一緒に目指す目標も高まってきています。時代に合わせてウエディング業界の当たり前を変える、という信念を持って進んできたからこそ、「どういう表現が会場にあっていて、ユーザーとマッチしやすいか?」といった目先の目標達成に向けた商談ではなく、「結婚式をより良いものにするために、できることはないか」「こんな未来を実現したいんだけどウエディングパークさんと何か一緒にできないか?」という、本質的な話をしてくださる結婚式場が増えてきています。

佐藤:特にここ1、2年は、集客だけではなく「社会から見て何をするべきか」という広い視野での提案や議論を求められることも多くなり、マーケティングやブランディングなどの話をすることも多くなりました。

山口:お取引先である結婚式場がウエディングパークに対して寄せてくださっている信頼と期待が、大きくなってきている証拠ですよね。
Thema04 成長を続けるために、大切にすべきことは?


佐藤:会社の成長に合わせて、共に働く仲間も増えていくもの。「チーム」を大事にするウエディングパークだからこそ、目線が内向きになりすぎないように注意したいです。自己満足に陥らないよう、結婚式場で働く方々、結婚するおふたり、社会のために何ができるのか?という疑問を持ち、外から自分たちを見つめることが大切だと思います。

大竹:その通りですね。今のウエディングパークらしさや強さは、社員一人ひとりがビジョンや理念をしっかり理解し、「自分がウエディング業界を変えるんだ」という当事者意識を持って働いているから。人数が増えても、この当事者意識が薄まらないことが大事です。

山口:私は規模の拡大に伴って、学びの機会が減らないようにしたいと思っていて。人数が少ないと、「自分がやらなきゃ」という意識が強く働き、能動的に学び続けられるもの。組織が大きいと「ここは自分が手を出していい領域なのかな?」と遠慮してしまう人が増え、幅広い業務にチャレンジしたり、学びを得たりする機会が減ってしまうかもしれません。これから仲間になるメンバーが、そういった迷いを持たずに成長していける育成の仕組みを、しっかり整えていきたいです。

齊藤:会社の規模が拡大するにつれ、会社が大事にしている想いや指針を、経営から直接受け取る機会を設けることが物理的に難しくなっていくのも事実だと捉えています。これからは会社の想いをしっかりと理解し、仲間を導ける“結節点”となれる人を増やしていかないと、と思います。

大竹:齊藤さんも、その結節点になれる人だと思いますよ!

齊藤:そうなっていきたいという想いは強くあります。あとはウエディングパークらしい「ベンチャーマインド」を持った人が増えるといいなとも思っていて。ビジョンや理念を自分が叶えていくんだ、というハングリーさは、会社が成長し続けるために必要なエネルギーだと思います。

佐藤:「自分の評価のために頑張る」「自分だけ良ければいい」といったマインドではなく、みんなで目標を叶えるために本気になれる。そんなウエディングパークの強みを、私も広げていきたいです。
Thema05 デジタルマーケティング本部だから描ける、「結婚がもっと幸せになった状態」とは?


齊藤:私たちの仕事はインターネット広告を使って、結婚式場の集客・PRを支援すること。でも目的は、たくさん広告をクリックしてもらうことではなくて。結婚式場と結婚するおふたりを、高い精度でマッチングさせ、「この式場・人に出会えて本当に良かった!」という喜びを生み出すことが、本質的な目的だと思っています。

山口:そうですよね。私たちがつくっているのは、実際に結婚するおふたりの目にふれる広告。だからこそデータ解析などを通じて、結婚に対する考え方の変化や、結婚する人の感覚、感情をリアルタイムでキャッチアップできます。そのように受け取った想いを反映しながら、いいマッチングのかたちをつくりあげることで、結婚に関わるすべての人を、もっと幸せにしていきたいですね。

佐藤:結婚式を挙げなくてもいいと言われている時代に、「やっぱり結婚式を挙げたいよね」と思ってもらえる。そんな状況を生み出すためには、ウエディング業界自体をもっと幸せなものにしていかないと、と感じています。再現性のない広告費を払い続ける、というスタイルから脱却して、結婚式場と結婚するおふたりとがマッチングできる広告のあり方を模索していく。効果測定や分析が可能なインターネット広告のアドバンテージを活かせば、業界全体の広告のあり方も変えていけると信じています。

大竹:個人的に、大切な人と人生を共に過ごすこと=幸せの大きな要因、だと思っていて。デジタルマーケティングの力で、結婚式場と結婚するおふたりを効果的・効率的に結びつけることができれば、結婚を通じて「大切な人たちと共に人生を歩む」という幸せを増やせるのではないかと思っています。結婚をきっかけに人生がもっと幸せになる人を増やし、日本や世界を「もっと幸せ」にしていきたいですね。
デジタルマーケティング本部’s Answer
「デジタルマーケティングによって、結婚式場と結婚するおふたりとたくさんのベストマッチが生まれ、人生がもっと幸せになること」